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反りや歪みが生じますか?
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天然の無垢材は多孔質なので湿度が高い夏場は水分を吸収して膨張し、湿度が低い冬場は水分を放出して収縮する「調湿機能」があります。これら収縮膨張を繰り返すことで若干の反りや歪みが生じますが、おおよそ施工後1年で安定し始めます。施工直後で安定しない時期は「きしみ」が出る場合もあります。 |
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色ムラがあるのですが?
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無垢材は天然の木から作られています。従って同じ種類の木材でも伐採地域やグレードによって色のばらつきが必ず生じます。天然木ならではの自然な色のバラつきをお楽しみ頂ければと思います。
逆にプリント合板や、薄い木材を貼りつけた床材の場合は、安価で風合いが綺麗に揃って見えるのが特徴です。 |
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樹種により強度の違いはありますか?
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フローリングで使われる木材は「針葉樹」と「広葉樹」に分類されます。一般的には「広葉樹」が多く使用されています。
「広葉樹」は重く硬いので、強度があり傷が付きにくく縮みや反りが比較的少ない特徴があります。「ナラ」や「カバ」「チーク」が代表的で当社でも売れ筋の床材です。
「針葉樹」は素朴な風合いで、軽くて柔らかいため、歩行感や肌触りの良さが特徴といえます。「レッドパイン」や「ヒノキ」がその代表格です。
見た目だけでなく目的に応じた床材をお選び下さい。 |
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腐る心配はありませんか?
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木は水分だけでは腐りません。腐らせる原因となる「木材腐朽菌」が湿気や養分、空気を吸収することで繁殖していきます。日常の生活や掃除を行えば基本的に腐ることはありません。
クッションフローリングのようなビニールを用いた材料とは異なり自然に帰るので、無垢フローリングは地球にやさしい材料といえます。 |
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カビの心配はありませんか?
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多量の水分が含まれやすく空気の流動がない環境下では無垢材でもカビが発生する場合がありますが、これは極端な例です。
日常的な生活であればカーペットやじゅうたんよりも繁殖しずらくダニの心配も少ないので安心してご使用いただければと思います。 |
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商品に「塗装」と書かれたものがありますが大丈夫ですか?
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当社では主に2種類の塗装材を使用しています。
「クリア塗装」「着色塗装」はウレタン系の紫外線によって硬化する処理がなされております。塗膜がしっかりしているので、撥水性に優れ傷やシミがつきにくいのが特徴です。ワックスがけをしなくても、塗膜が剥がれることはありませんのでメンテナンスが容易です。
「自然塗装」は自然由来の植物オイルを使用していますので塗膜はウレタン塗装より弱くなります。水分を垂らして放置するとシミになる場合がありますが、肌触りが優しく光沢がないので自然な風合いをお楽しみ頂けます。
また、これらの塗装加工を施さない「無塗装」の商品もございます。こちらは施主様で好みのオイルをホームセンターなどでご購入いただき、オリジナルの風合いを楽しむことができます。
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表面がガサガサし「毛羽立った」感じがしますが?
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無垢材は自然塗装や無塗装の場合、表面が毛羽立った感じになることがあります。そのさいはホームセンターなどで売られている「サンドペーパー(#180~240番くらい)」で軽くなでるように磨くと、なめらになります。 |
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フローリングをへこましてしまいました。どうしたらよいですか?
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「軽度のへこみ(光の反射にムラがある程度)」であれば、水を含んだ布をへこんだ箇所に当てて十分に水分を床材に染み込ませます。その後、アイロンを10秒前後あて、それを数回繰り返します。
「ウレタン塗装」は塗膜が剥げる場合がありますので上記の方法は使えません。また「重度のへこみ(深いへこみ)」や「割れ」が生じている場合は、ホームセンターで売られている補修材を用いたり、専門業者へ依頼することをおすすめします。 |
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床が盛り上がってきてきたのですが大丈夫ですか?
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無垢材は湿気により収縮膨張を繰り返します。そのため「きしみ」や「盛り上がり」が生じないようクリアランスを取り施工いたします。日常生活に支障がない程度であれば1年ほどで安定する場合があります。まずは様子を見ていただくことをおすすめします。
生活に支障が出て、どうしても気になる場合は、床全体にサンダーをかけて平らにします。ただしウレタン塗装を施工した場合は再塗装が必要になります。専門業者にお任せするか、施工業者にご相談ください。 |
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リフォームで注意すべき点はなんですか?
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「12mm厚」をお選びいただくことをお勧めします。一般的には「15mm厚」ですが、現状の床材の厚さが異なると扉が開かなくなるなどの不具合が生じる場合があります。
お施主様の場合は施工業者様とご相談の上お決めください。 |
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