三層フローリング(低温床暖対応) の施工方法
<低温床暖について>
- 1) 温水マット式床暖の場合、フローリング下に必ず合板捨貼(12㎜厚)をご使用ください。
- 2) 電気パネル式床暖の場合、パネルの上に直接施工できます。小根太部分にウレタン接着剤と釘を併用して
- 施工してください。パネル温度を40℃以下で設定してください。
- 3) 電気シート式床暖の場合、ℓ303ピッチにシートを並べて、シートとシートの間が30㎜位合板がむき出しに
- なるタイプの場合で、シートの上に直接施工できます。小根太(合板)部分にウレタン接着材と釘を併用
- して施工してください。シート温度を40℃以下で設定してください。
施工前の注意
- 1) 保管する場所は湿気の多い場所を避け、極力直射日光が当たらないようにし、水平に置いてください。
- 2) 天然の無垢表面単板ですので、多少色柄が異なります。必ず施工前に仮並べを行い、色柄あわせを行って
- ください。
- 3) 問題がある場合は施工せずに、弊社に連絡してください。施工後のクレームは原則としてお受けできません。
施工上の注意
- 1) 接着剤は一液ウレタン樹脂系接着剤を使用してください。
- 2) スクリュー釘かステープル釘(38mm以上)を使用してください(約45度の角度で小根太上に確実に打って
- ください)
- 3) スペーサ(0.5㎜厚程度)で必ず隙間を設け施工を行ってください。
- 部屋の端部においては、フローリングの端面の突き合わせ部分から5㎜程隙間を空けて施工してください
- 4) 実部分への接着剤の塗布は厳禁です
施工後の注意
- 1) 表面保護のために、必ず養生シートを全面に敷いて、砂などが入らないように養生してください。ただし床材
- に直接養生テープを使用することは避けてください。塗装剥離を起こす可能性があります。
- 2) 養生シートを敷いた後で作業を行う場合は、床材表面に傷をつけないようにフロア養生板でさらにカバー
- されることをお勧めいたします。
- 3) ストーブ・電気カーペット等をご使用の場合は、狂いが生じる可能性がありますのでご注意ください