無垢フローリング（釘打用）の施工方法

施工前の注意

1. 1）　保管する場所は湿気の多い場所を避け、極力直射日光が当たらないようにし、水平に置いてください。
2. 2）　施工の数日前に梱包から開け、周囲の環境になじませてから施工を行ってください。
3. 3）　天然の無垢製品ですので、多少色柄が異なります。必ず施工前に仮並べを行い、色柄あわせを行ってください。
4. 　　 その結果、段差・反り等が生じた場合はそのまま施工せず、切りまわしまたははねを行ってください。
5. 4）　問題がある場合は施工せずに、弊社に連絡してください。施工後のクレームは原則としてお受けできません。

施工上の注意

無垢フローリングは、空気中の水分を吸収・発散する働きがあります。その結果といたしまして「膨張」「収縮」等が生じ、施工状況によっては不都合を引き起こす場合があります。より良い仕上がりにするために、以下の要領をご参照のうえ施工を行ってください。なお、弊社製品は内装用のため、外装用としてはお使いいただけません。

1. 1）　捨て貼り合板（12㎜以上）の上で施工を行ってください。
2. 2）　接着剤は一液ウレタン樹脂系接着剤を使用してください。
3. 3）　ステープル釘（38㎜以上）を使用してください。（約45度の角度で確実に打ってください）
4. 4）　貼り込みの際、板の並びはきつく締めつけず、スペーサー（0.5㎜厚）で隙間を必ず設け施工を行って
5. 　　 ください。スペーサーは部屋の施工が完了するまで入れたままにしてください。
6. 　　 スペーサーで隙間を設けない場合、反りや割れが発生します。
7. 5）　壁面には密着させずに5mm程度（巾木で隠れる程度）の隙間を設けてください。
8. 6）　床下の防水・防湿処理を行ってください。
9. 7）　床下は換気口を取り付け、床下の換気を良くして下さい。
10. 8）　天然無垢製品のため、多少の色違い・反り等があると考えられますが問題はありません。
11. 9）　天然木は常に呼吸をしているため、収縮・膨張は必ず発生します。
12. 10） 実部分への接着剤の塗布は厳禁です。

施工後の注意

1. 1）　表面保護のため、必ず養生シートを全面に敷いて、砂などが入らないように養生してください。
2. 　　 ただし床材に直接養生テープを使用することは避けてください。塗装剥離を起こす可能性があります。
3. 2）　養生シートを敷いた後で作業を行う場合は、床材表面に傷をつけないようにフロア養生板でさらにカバー
4. 　　 されることをお勧めいたします。
5. 3）　養生する場合は換気をして、湿気が高くならないよう注意してください。特に梅雨時期や夏期は空調も
6. 　　 併用してください。
7. 4）　ストーブ・電気カーペット等をご使用の場合は、狂いが生じる可能性がありますのでご注意ください。
8. 5）　無垢材は絶えず動いております。気候や環境によっては反りや割れが発生することがあjavascript:;ります。
9. 　　 施工後の保証はしておりませんのでご注意ください。